composer とはプロジェクトが必要とするライブラリやパッケージを管理し、それをもとにインストールするPHPの依存管理ツールです。
LinuxでいうYUM
やAPT
みたいなものです。
Node.jsでいうnpm
やYarn
みたいな…。
1ヶ月に1回程度の間隔でComposerの最新バージョンを確認しておきましょう!
なお、ComposerはPHPバージョンとの関係性が非常に重要になりますので、使用する際は慎重に。
インストール
公式サイトにインストール方法が載ってますので、そちらをご確認ください!
https://getcomposer.org/download/
レンタルサーバにインストールする際は結構面倒なので、レンタルサーバの性質など理解した上で実施してください。
エックスサーバー Composerをインストール(バージョン変更)する方法
https://analyzegear.co.jp/blog/1694
Composer 本体アップデート
最新バージョンにアップデート
composer self-update
バージョンを指定してアップデート
composer self-update 2.3.5
2.x系の最新バージョンにアップデート
composer self-update --2
バージョン確認
composer -v
コマンドでバージョンを確認しましょう。
$ composer -v
______
/ ____/___ ____ ___ ____ ____ ________ _____
/ / / __ \/ __ `__ \/ __ \/ __ \/ ___/ _ \/ ___/
/ /___/ /_/ / / / / / / /_/ / /_/ (__ ) __/ /
\____/\____/_/ /_/ /_/ .___/\____/____/\___/_/
/_/
Composer version 2.x.x
使用するPHPバージョンを指定
これを指定することで、指定したPHPバージョンに対応したライブラリのバージョンがインストールされます。
composer config platform.php 8.0.16
ライブラリのアップデート
composer.json のあるディレクトリに移動して以下のコマンドを実行してください。
# 【非推奨】全ライブラリをアップデート
composer update
# ライブラリを指定
composer update guzzlehttp/guzzle
※ 注意
composer update
コマンドのみでアップデートした場合、アップデートする必要がないライブラリまでアップデートされてしまいます。できる限りライブラリを指定してアップデートしましょう。
Composerをつかう
Composerを使用する場合、共通でホームディレクトリ等にインストールし各プロジェクトから読み込むのも可能ではありますが、そのプロジェクトでどんなパッケージを使用しているのかわからなくなってしまうので、毎回プロジェクトディレクトリの直下にインストールしましょう。
パッケージのインストール方法は2通りあります。
composer require
コマンドでインストール- 既にいくつかのパッケージをインストールしており、追加でパッケージをインストールする場合
composer.json
にパッケージ名とバージョンを記述してcomposer install
- 新規プロジェクトで複数のパッケージを予め指定してインストールする場合
LINE Messaging API SDK for PHP の場合
composer require linecorp/line-bot-sdk
> index.php
$httpClient = new \LINE\LINEBot\HTTPClient\CurlHTTPClient('<channel access token>');
$bot = new \LINE\LINEBot($httpClient, ['channelSecret' => '<channel secret>']);
$response = $bot->replyText('<reply token>', 'hello!');
if ($response->isSucceeded()) {
// Succeeded
echo 'Succeeded!';
} else {
// Failed
echo $response->getHTTPStatus() . ' ' . $response->getRawBody();
}
exit();
コメント